■ 2000年3月 創立15年誌に寄せられた言葉


 白石 広重 様

 思い起こせば、少人数のOLC建設部門を支えるために、当時のOLC技術部門のトップ、高田常務(991.6.9没)の応援もあり、及川さんを中心として、空間設計が設立したのは、TDLオープン後間もなくのことでした。
 多くの追加アトラクションの全てについてOLC建設部門の一員のように空間設計の方にはいつも一緒に仕事をしてもらいました。

 そして今また、TDS建設工事に参加してもらい、2001年の秋には、大プロジェクトを成し遂げた充実感と感激を一緒に味わえると思うと、その時が待ち遠しくてなりません。

 今後、OLC建設部門も、ディズニーリゾート全体の新規プロジェクト・リニューアル等各種プロジェクトを遂行するにあたり、まだまだ空間設計の皆さんの力を必要とする事が多々あると思います。
 これからも今まで以上に、お互いに技術の向上に励み、どこにも負けない、又、完成のないディズニーリゾートを一緒になって造りあげようではありませんか。
           
                              (当時オリエンタルランド取締役 TDS建設副本部長) 

 

 

 松本 光弘 様 

 TDLの建設工事は、時間と品質とコストとの闘いであった。
 組織が急激に膨張する集団の中で仕事をするには、キーパーソンを探し出し、問題を的確にとらえ、素早く判断していかなければならなかった。その一人が及川さんであった。

 研ぎ澄まされた感覚と外連味のない割り切りをする私と、知識欲旺盛で律儀な及川さんとは、性格は違ったが不思議とウマが合った。
 この工事から得た知識や経験は貴重で新鮮なものだった。しかし、それ以上に大切なことは、異なった立場や背景を持ち、急膨張した集団がTDLの完成に向け「協力」し、お互いの友情が芽生えた事だったと思う。

 私は竣工後の設計体制を大きな組織に任せるのではなく、コンパクトで経験のあるスタッフに移行させたいという業務上の観点だけでなく、及川さんには組織に埋もれるのではなく、ペガサスのように羽ばたいてもらいたいという意識が強く働き、新しいスタートに向け出来るだけの応援をさせていただいた。

 最初は仔馬のようだった彼等が大きな空間に跳躍し、コアメンバーが絆を深め、今日まで導き、また更に飛躍しようとしていることは及川社長の包容力と人柄に依るところが大きかったのではないかと考える。

 
                             (当時三井不動産取締役地域開発事業部長、現三井レジデンシャル社長)

 稲垣 泰 様
 
 私共東京衛生病院では、1986年の玄関棟以来のお付き合いで、最近では増改築のマスタープランの第一期工事としてエネルギーセンターおよび産科病棟の新築でお世話になりました。

 病院はたえず進歩する最新医学に対応していくべく、ハードの面でもそれなりの進歩が要求されますが、同時に、患者さんの療養の場としてのアメニティへの配慮も必要とされます。
 医療の現場は特殊な所で、最新医療設備の使い勝手を心得ていないと、折角の設備も稼働に支障を来すことになります。
 
 その様なわけで詳細設計の際には現場から様々な意見や要求が出されて、対応に苦慮された事と思いますが、細かい点にも誠実に対応して頂き、おかげさまで使い勝手の良い立派な建物が出来上がり、感謝いたしております。
                           
(当時東京衛生病院院長)

 鳴沢 悦郎 様
 
 及川君を応援したくて仕事を依頼した。
 上品な外観は14年を経た今でも周辺環境でひときわ目立っている。
  54戸の賃貸集合住宅であるが、今でもほとんど空室が出ることなく、仕事を依頼して本当によかったと思っている。


                             (エルムヒルズNARISAWA 施主)

15周年記念誌感想 

栗生 明 様
(栗生総合計画事務所代表)

井原 道継 様
(元交通設計社長)

小寺 喜一 様
(元梓設計副社長)


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